海の京都【TENJIKU京丹後】で、体感からしか得られない学びを。
どこか懐かしい、大きな古民家『オカモノヤシキ』自転車で10分圏内にビーチも、ローカルスーパーもある『TENJIKU京丹後』ミッション in TENJIKU京丹後見て!動いて!京丹後の歴史と自然を学ぼう『TENJIKU京丹後』 滞在TIPS応募方法/応募後の流れ
※今後のコロナウイルスの感染状況によっては、急遽ご利用不可となる可能性がありますこと、あらかじめご了承くださいませ。
『TENJIKU京丹後』と旅人の皆さんをつなぐ、案内人の岡村芳広です。私が暮らす京都府京丹後市は日本海に面した、京都府内でも最北端に位置する町。伏見稲荷大社や清水寺、金閣寺など、多くの人が「ザ・京都」としてイメージする風景とはかけ離れた自然豊かな風景が広がっています。古代より海外との交易拠点として、そして江戸時代以降は織物の一種「丹後ちりめん」の産地として栄えたこの土地が育んできた歴史、食、文化を、体感しながら学ぶことのできる滞在になるよう、私が皆さんをサポートします!
どこか懐かしい、大きな古民家『オカモノヤシキ』
旅人さんに滞在してもらう『TENJIKU京丹後』は、かつてこの地域で大々的に丹後ちりめんの生産を手掛けていた方のお屋敷の一室です。私が移住してきた2015年に購入し、現在は旅人さんや京丹後への移住を考えている方を迎え入れる『オカモノヤシキ』という施設として、運営しています。なお、建物内の一部の部屋は私の仕事場として、また私がボランティアで子どもたちに英語やプログラミングを教える教室としても使用しています。
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昔は使用人の方も敷地内に暮らしていたというこの建物は、現代人の私たちの感覚で見るとまさに「お屋敷」そのものの立派な作り。壁でぐるっと囲まれた敷地の中には庭園もあります。時代の変化とともに暮らしていくのが不便になったのか、私が購入した時点で、洋式のトイレやお風呂も設置してありました。敷地そのものがかなり広い古民家なので、正直なかなか修繕や手入れが行き届かない所もあります。しかし、古いからこそ感じられる味わいも、この家の魅力だと思います。
友人を呼んだ際には、よく「田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家に来たみたい」と言われるこの家。その歴史ゆえのどこか懐かしい雰囲気が、味わいが、私はとても気に入っているのです。
『TENJIKU京丹後』は特に「映画に出てくるような古民家で暮らしてみたい」という旅人さんや、建築に興味をお持ちの旅人さんには、楽しく滞在していただける拠点だと思いますよ。
京丹後地域を盛り上げるおもしろい人たちが集まり、交流する拠点へ
『TENJIKU京丹後』から、そして私の自宅から歩いて5分ほどの場所に『八丁浜シーサイドパーク』というビーチ沿いの公園があります。夏場には海水浴場としてもにぎわうこの場所は、地元の人にとっても憩いの場。夕日を眺めながらの散歩を楽しめる砂浜や、サッカーコート付きの芝生広場、子どもが遊べる遊具まであって、暖かい季節には毎日のように地元の人が集まってきます。水面がキラキラと輝く夕焼けの中、子どもたちが大はしゃぎしながら笑顔で走り回っている。振り返れば山々が見え、その裾野には川と、歴史深い里がある。何て豊かな場所でしょうか。
2022年から遡ること7年前、私はそんな京丹後の日常を心から美しいと感じ、この地に移住を決意しました。いまでもあのときの決断は、本当に英断だったと思います。
私は京丹後が大好きです。だからこそ、私は大好きな京丹後をより多様な人が集う「おもしろい地域」にしていきたい。古墳時代から人々が暮らし、およそ6,000基もの古墳を有する丹後半島の一部である京丹後は、もともと歴史、食、文化と魅力に溢れる地域ではあります。しかし、これらの地域資源をおもしろいコンテンツとして昇華し、さらにそのコンテンツを効率的に発信するには、アイデアが必要です。
たくさんの人が集まれば、その分、たくさんのアイデアも集まってくる。おもしろい人が集まる場所には自ずと斬新なアイデアも集まり、おもしろいコンテンツが生まれてくるでしょう。私が『TENJIKU京丹後』の案内人として、旅人さんや移住を希望する方と地域をつなぐ活動をしているのも、「京丹後を好きになり、何度も訪れてくれる人=関係人口」と増やしたいという想いから。
関東に住んでいる方はもちろん、関西に住んでいる方にとっても、京丹後という地域の知名度はまだまだ低いです。しかし土地には、実際に訪れてみないと感じられない良さがあります。このページを見つけ、読んでくれたあなたには、ぜひ私が感じた京丹後の美しさ・豊かさを知ってもらいたい。願わくば旅人として『TENJIKU京丹後』を訪れ、まずは滞在を通して京丹後という地域を知ってください。そのうえで、何度も訪れていただけるほど京丹後を好きになり、一緒に地域を盛り上げていただけるようになれば、こんなにうれしいことはありません!
「京丹後で体感しないと得られない学び」を、提供できる拠点へ
物事を知る、学ぶ方法はいろいろとありますが、私は「体感」に勝る学びはないと考えています。良い例なのが海外のボーディングスクール(全寮制の寄宿学校)で、子どもだけの寮生活、その社会で暮らすことでしか学べないことはたくさんありますよね。私はこれから『TENJIKU京丹後』を、少しずつ「親子で体感しながら学べる施設」へと変えていきたいと考えています。
例えば、京丹後の「食」をコンテンツとして学んでもらう場合。食は私たちが生活するうえで最も身近なテーマのひとつですが、生産者さんの情報に触れる機会は多くありません。近年では、スーパーなどの売り場に生産者さんの顔写真やコメントが掲載されることも増えてきましたが、あれでは情報が少なすぎて、日本の食の現状について学ぶには不十分ではないでしょうか。
先ほども述べたように、世の中には「その土地、場所に行って体感しなければ理解できない、学ぶことのできないこと」が必ずあります。食について学ぼうと考えるなら、生産者さんのもとへ直接足を運び、話を聞いて、その場の空気やにおいも感じた方が絶対に良い。京丹後には私が知るだけでも、無農薬栽培の農家さんが複数いらっしゃいます。また、某グルメ雑誌に日本一おいしいお酢だと紹介された「富士酢」を作る『飯尾醸造』さんのような、無農薬栽培のお米を使い、昔ながらの製法にこだわって米酢を作る醸造元さんもいらっしゃる。その生産・製造の現場を訪れるだけで、普段の生活では到底得られない深い学びを得られるはずです。
体感することは子どもたちにとって、また普段は子どもに教える立場である親・大人にとっても、素晴らしい学びの機会となります。『TENJIKU京丹後』は1組あたり最大5名まで滞在できるので、お子様も含めご家族で泊まっていただくことも可能です。ぜひ親子で、『TENJIKU京丹後』へ修学旅行にいらしてください!案内人である私がご家族と地域をつなぎ、多くの学びある豊かな滞在になるようサポートいたします。
『TENJIKU京丹後』に滞在することで、あなたの第二のふるさととして京丹後を愛し、盛り上げ、応援する一員になってくれませんか?
『TENJIKU京丹後』に滞在することで、あなたの第二のふるさととして京丹後を愛し、盛り上げ、応援する一員になってくれませんか?
自転車で10分圏内にビーチも、ローカルスーパーもある『TENJIKU京丹後』
『TENJIKU京丹後』までは、最寄り駅の京丹後鉄道・網野駅からは徒歩約30分。施設の目の前にあるバス停・浅茂川からは、1秒で行くことができます。都合が合うときは私が駅から施設まで自家用車で送迎しますが、どうしても都合がつかないときは、バスかタクシーでお越しになることをおすすめします。
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自家用車でお越しの場合は、施設から徒歩約5分の場所にある京丹後市営の駐車場へとご案内しますので、そちらをご利用ください。駐車場の料金は基本的に無料ですが、海水浴シーズンにあたる7~8月のみ1日あたり500円の料金がかかります。あらかじめご了承ください。
なお『TENJIKU京丹後』では施設で2台の自転車を所有しており、TENJIKU利用者への貸し出しは無料です。周辺に観光やお買い物へ行く際には、案内人までお声がけいただければと思います。
レンタルご希望の方は、早めにご相談いただけますようお願いします。10分100円で借りられるレンタカーショップも近くにありますので「公共交通機関で来たけど遠出がしたい」という場合は、バス等とあわせてご活用ください!
宿泊いただくお部屋は、二間続きの和室です。最大で5組のお布団を敷いてお休みいただけます。
お買い物ができる場所としては、自転車で10分圏内の場所にローカルスーパーが2件あります。
さらに、自転車で15分以内で行ける範囲にコンビニが2件、丹後ちりめんなどの特産品やおみやげ品が購入できるお店もあるので、お買い物にはあまり不自由することなく過ごしていただけると思います。飲食店も徒歩で3~15分ほどの範囲に複数あるので、お食事の心配も少ないでしょう。
おすすめのお店について知りたいときは、ぜひ案内人にひと言ご相談ください!
アメニティや施設の詳細情報はこちら
ミッション in TENJIKU京丹後
『TENJIKU京丹後』には、地域の課題解決をとおして地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれるさまざまな “ミッション” があります。
どれも所要時間は1日あたり2〜4時間ほど。滞在中には適宜さまざまな依頼が発生することがあるかもしれませんが、自分の時間もゆっくり確保しながら「やりたい!」と感じたものを無理なく自由に楽しんでください。
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ミッション① 京丹後市の魅力をPR(SNS・ブログなど)
滞在中にあなたが見つけた「京丹後地域の魅力」を、写真や文章でたくさん発信してください! SNSやブログなど、あなたが得意な方法で構いません。人・まち・文化・自然はもちろん、地元の人も気づいていない京丹後の新しい魅力を発見し、PRしてくれませんか?
滞在中に京丹後で出会った方におすすめを聞いたり、コミュニケーションをとりながら、富士吉田の歴史や文化、暮らしについて発信いただけると助かります。あなたが見つけた京丹後の魅力的なスポットが、次に訪れる旅人の目的地になるかもしれませんよ!
※発信いただいた内容は『オカモノヤシキ』やSAGOJOにて、リポストさせていただく可能性がございます。共有が難しい場合は予め教えていただけますと幸いです。
ミッション②地域の畑や『TENJIKU京丹後』、アウトドア施設のお手伝い
滞在されるタイミングにもよって内容は異なりますが、京丹後にはお手伝いを必要としている方がいます。
例えば、私が農業の師と仰ぐ方の畑。無農薬栽培に取り組む師匠の畑では、暖かい季節を中心に農作業のお手伝いをしてくれる方を求めています。また、皆さんに滞在していただく『TENJIKU京丹後』や、車で20分ほどの場所にあるキャンプ場、2022年現在は建設中のサウナ施設でも、お掃除などのお手伝いをしていただけると助かります。
また時期によっては、地域のお祭りやイベントの準備・片付けをお手伝いをお願いするかもしれません。あなたの興味や得意なことに合わせて、無理のない範囲でチャレンジしてください!
地域の課題を解決する “ミッション” をとおして、地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれる新しい旅体験を満喫してくださいね。
見て!動いて!京丹後の歴史と自然を学ぼう
『TENJIKU京丹後』に来たら、まずはゆっくりと周辺を歩いて地域の豊かさを感じてください。
午前中は近くの商店街や特産品・おみやげ品などを販売している『アミティ』でお買い物をしたり、八丁浜シーサイドパークでビーチをお散歩するのがおすすめ。体を動かしたいという方には、ビーチでSUPのスクールに参加するのも良いでしょう。普段あまりマリンスポーツをしない方でも、暖かい季節のSUPなら、楽しんでいただけると思います。体を動かした後は、周辺の飲食店でランチをどうぞ。世界第2位のピザが食べられる『uRashiMa』をはじめ、自転車で10分ほどで行ける範囲に安くて、ボリュームたっぷりのランチを食べられるお店が複数あります!
海に入るのが苦手なら、眺めるだけでもどうぞ。時間帯によって透明度や色を変える京丹後の海は、見ていて飽きません。八丁浜以外にも、車で20分ほどの場所に美しい夕焼けが見られると評判の『夕日ヶ浦』もありますから、場所や時間帯を変えて、1日中でも海を眺めるというのも良い過ごし方ではないでしょうか。
また時間に余裕があると言う方には、ちょっと足を延ばして車で45分ほどで行ける『日本三景 天橋立』や、車で約1時間の『城崎マリンワールド』まで行くのもおすすめです。特にお子様連れの場合、とても楽しく、かつ学びのある時間を過ごしてもらえると思います。
『TENJIKU京丹後』 滞在TIPS
『TENJIKU京丹後』には1組5名まで滞在可能です。
オカモノヤシキ(TENJIKU京丹後)
■ 住所:京丹後市網野町浅茂川273
■ アクセス:『網野駅』からは車で約15分(徒歩では30分ほど)、バス停『浅茂川』からは徒歩1秒
※都合が合えば、案内人が駅までお迎えに参ります。滞在当日までに、必ず到着予定時刻をお知らせください。
※オカモノヤシキは、築年数が100年近い大きな木造の古民家のため、風や土ぼこり、虫などは入ってきてしまいます。あらかじめご了承ください。
(執筆:地域案内人 岡村芳広)
こんな仲間がいたなんて。一生モノの地域と出会えるTENJIKUとは
『TENJIKU(テンジク)』は、地域の課題を解決する “ミッション” をとおして、地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれる新しい旅体験を届けていきます。これまでの旅ではたどりつけなかった「一生モノの地域」との出会いをお楽しみください。
応募方法/応募後の流れ
「TENJIKU京丹後 を利用したい!」という方は、マイページのプロフィールをすべて記入した上で、応募時に次の情報をご記入ください。
- 氏名(フルネーム/漢字)
- 滞在希望日(1〜7泊以内が滞在可能)
- 滞在人数(5名まで)
- やってみたいミッションの内容
- →本文内「ミッション ①〜②」参照。複数可
- 京丹後への気持ち(任意)
その後、滞在までの流れは次の通りとなります。
<応募後の流れ>
① TENJIKU運営チームより自動メッセージが届きます。
②日程を地域側と調整します。※10日ほどかかります。 <SAGOJO → 地域>
③ご利用の可否をご連絡します。ご利用いただける場合はこの時点で日程確定となります。
④ 事前面談(オンライン) <SAGOJO & 地域 & 旅人>
⑤【当日】旅へ出発! TENJIKUへ滞在しながらミッションを実施
<旅人>※SAGOJOからのご連絡は、すべてSAGOJOのチャット機能にてお送りいたします。
SAGOJOよりあなたへのメッセージ
わたしたちの旅の主役は「人」です。
TENJIKUは「ミッション」をとおして、 地域の人たちと一生モノの仲間になれる新しい旅体験を届けていきます。TENJIKUを利用した旅人の中には、滞在した地域が好きになり結婚式の場として選んだり、地元の方々と仲良くなって事業を始めたり、移住や多拠点暮らし先として選んだりしている方もいます。
今後も少しずつ拠点数を増やしていき、いずれは、全国47都道府県のどこを訪れても、地域と密に関われて気軽に滞在できる拠点がある状態を目指しています。SAGOJOとしても新しいチャレンジですが、ぜひ一緒にそんな世界観を実現していけたらと思います。
これまでの旅ではたどりつけなかった、 あなただけの「テンジク」へ。
まだ見たことない出会いが、 あなたを待っています。