【TENJIKU新上五島】美しい海とグルメ、世界文化遺産の魅力が融合する癒やしの離島『新上五島町』
新上五島という街『TENJIKU新上五島』滞在TIPSミッション in TENJIKU新上五島ミッション①『TENJIKU新上五島』のDIYミッション②新上五島町の周辺の魅力をPR(SNS・ブログなど)ミッション③あなたの特技を披露してください!ミッション④地域のお手伝い応募方法/応募後の流れ
※今後のコロナウイルスの感染状況によっては、急遽ご利用不可となる可能性がありますこと、あらかじめご了承くださいませ。
『TENJIKU新上五島』と旅人の皆さんをつなぐ、案内人のTENJIKU新上五島チームです。拠点である『NMP似首ミーティングポイント』管理者の松本を中心に、オーナーの南さんや自治体の伊賀さんたちにも協力してもらいながら運営しています。
新上五島という街
この『TENJIKU新上五島』がある新上五島町似首郷(にたくびごう)は、長崎港から高速船で1時間半の五島列島の中通島北部にある小さな港町。目の前は紺碧の海、背後は緑豊かな山という、自然に恵まれた小さな集落です。
67の島からなる新上五島町には美しい白砂のビーチや、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連施設」の構成資産内にある「頭ヶ島天主堂」をはじめとする多くの美しい教会が点在しており、雄大な自然と潜伏キリシタンが生み出した文化が共存する、心安らぐ癒しの島です。
この島の『TENJIKU新上五島』を通して地域の人々と関わりあいながら、「一生モノの出会い」ができるように旅人の皆さまをサポートします!
『TENJIKU新上五島』として生まれ変わった建物の歴史
旅人さんに滞在してもらう『TENJIKU新上五島』は、ドキュメンタリーテレビドラマ『五島のトラさん』の舞台となった、『虎屋』の元五島うどん製麺工場。『虎屋』は35年前にオーナー南慎太郎さんの義父である犬塚虎夫さん(トラさん)が、自宅前の海が見えるこの地に五島うどんの小さな製麺工場を建てたことから始まりました。
虎夫さんは7人の子ども全員に、手延べ五島うどん作りを手伝わせます。「自分の子どもは、自分で鍛える。学校の成績が良いだけではなく、うどん作りを通して、お金はこんな思いをしないと稼げないということや、人の気持ちを考えるということを教えたい」というのが、虎夫さんの子育ての方針でした。
虎夫さんは夜中の2時にひとりで仕込みを始めます。朝5時になると順番に子どもたちが起きてきて、うどんに椿油を塗ったり伸ばしたり。子どもたちは毎朝1時間家業を手伝ってから、学校に行くのが日課でした。
まさにここ『TENJIKU新上五島』の1階は、虎夫さんが仕込みをしたり、子どもたちがうどんに椿油を塗ったりしていた場所なのです。旅人さんの宿泊スペースとなる2階の広い空間は、虎夫さんと子どもたちが手延べうどんを干していた元工房。
『五島のトラさん』は、第22回上海テレビ祭ドキュメンタリ―部門最高賞マグノリア賞、第24回FNSドキュメンタリー大賞グランプリなどを受賞し、国内だけでなく海外でも高く評価された作品です。映画としても再編集され、2017年度文化庁映画賞文化記録部門大賞も受賞。2011年には五島のトラさん一家をモデルにした、フジテレビ系列テレビドラマ『さだまさしドラマスペシャル 故郷~娘の旅立ち』が制作され、トラさんを演じた松平健さんを始め、主演の堀北真希さん、中越典子さんらが『TENJIKU新上五島』の建物でロケもおこなっています。
※参照:『五島のトラさん』 https://www.ktn.co.jp/torasan.html
(このドラマはFODなどで視聴可能です)
過疎化の進む新上五島を盛り上げたい
この大切な『虎屋』の原点ともいう場所を、なぜ『TENJIKU新上五島』としてお貸しすることになったのかというと、過疎化が進む新上五島町に旅人さんが来てくれることで、少しでも活気を取り戻してほしいという思いから。島内には大学がなく、若者は高校を卒業するとほとんどが島を離れ都会に出ていきます。最近では島外の高校に進学する子どもも増え、この島の人口は減り続ける一方なのです。
「『TENJIKU新上五島』に来る旅人さんはイイ人ばかりだ」と地域の人に知ってもらえれば、交流が生まれて活気が戻ってくるのではないかと期待しています。
この似首郷のご近所の方達はとても気さく。初めて出会った人にも、気軽に声をかけてくれます。旅人の皆さんも次に似首郷に来た時には「お帰りなさい!」と言ってもらえるような、そんな出会いができると思います。
映画の舞台にもなった元製麺工場に宿泊
『TENJKU新上五島』の1階は、現在シェアオフィス『NMP似首ミーティングポイント』として活用されています。『虎屋』の新工場が似首郷北に新設され、移転したのです。
2023年からは『TENJIKU新上五島』としても運営することになりましたので、旅人さんも先約がない場合は1階をワークスペースとして自由にお使いください。ミニキッチンとシャワー、トイレも1階に完備されています。
海一望の開放的な宿泊スペース
旅人さんの宿泊スペースとなる2階の広い空間は、虎夫さんと子どもたちが手延べうどんを干していた元工房。窓が大きいのは、昔は自然の北風を利用してうどんを干していたから。海風が入るように、海側に大きな窓を作り、風が抜ける反対の山側にも大きな窓が必要だったのです。天井には今でもうどん干しのための大きな扇風機が設置されています。
『TENJIKU新上五島』となった今は、海を見ながら仕事ができたり、月や星を眺めながら眠ることのできたりする開放的なスペースに。最大で5組のお布団を敷いてお休みいただけます。
お部屋の中でのテント泊もできますが、やはり屋外でのキャンプは最高! 気候の良い時期は『TENJIKU新上五島』の前の緑地にテントを張って、新上五島の海風を存分に味わってみてはいかがでしょうか?大人2人が宿泊できる大きさの簡易テントは、屋外での使用もOK。愛用の寝袋やキャンプ道具の持ち込みも大歓迎です。
ぜひこの似首郷にいらして、実際にご自分の目でドラマの舞台にもなったほどの豊かな大自然をご覧になってみてください。
『TENJIKU新上五島』に滞在することで、あなたの第二のふるさととして、新上五島での盛り上がりを応援する一員になってくれませんか?
『TENJIKU新上五島』滞在TIPS
『TENJIKU新上五島』には1組5名まで滞在できます。ぜひ一人旅や、ご友人と一緒にご利用ください!
アメニティや施設の詳細情報はこちら
💡 NMP似首ミーティングポイント(TENJIKU新上五島)
■住所:長崎県南松浦郡新上五島町似首郷309
■アクセス:長崎港から有川港まで高速船で約1時間40分、有川港より車で約15分
『TENJIKU新上五島』の周辺案内
『TENJIKU新上五島』は離島らしい、ゆったりとした時間を楽しめる場所。静かな港の一角にたたずんでいますので、近くに商店や飲食店はありません。
『TENJIKU新上五島』までのアクセスは、長崎港から高速船で有川港まで約1時間40分、有川港から車で約15分。有川港からタクシーを利用する場合の料金の目安は約2,500円です。
博多港から青方港までのカーフェリーも運行しています。博多を23時半頃に出港し、青方港に翌朝の6時頃に到着(ダイヤ変更有)。青方港からも『TENJIKU新上五島』までは車で約15分です。
無料で駐車できるスペースもありますし、車があると観光やホテルの日帰り温泉にも気軽に行けますので大変便利です。
お買い物ができる店は、車で約7分の場所にJAごとうAコープ浦桑店とローソン・ポプラ浦桑店があります。飲食店も車で7分ほど離れた場所に行けば魚の美味しいお店がありますし、有川港近辺にも飲食店が何店舗かあります。
徒歩圏内にはスーパーや飲食店はありませんので、レンタカーを利用しない方は港近辺でお買い物をしてから、『TENJIKU新上五島』にいらっしゃることをお勧めします。
将来的にはシェア・カーの導入や、DIYで旅人さんが快適に過ごせるようにDIYしていくことも考えています。私たちの挑戦をぜひ「サゴチ」で応援してくださると嬉しいです!
世界遺産の教会巡りやグルメ、マリンスポーツを楽しめる新上五島
新上五島町には旅人さんが楽しめるスポットがたくさんあります。
「頭ヶ島の集落」を含む「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産の構成資産『頭ケ島天主堂』をはじめとする多くの教会が町内に点在しており、隠れキリシタンが建てた個性豊かな美しい教会は、写真映えすると評判。SNSなどにアップされています。
また、五島列島は魚が美味しいことでも有名。中にはいけすを持つ飲食店もあります。もちろん、釣りスポットとしても大変人気があります。『TENJIKU新上五島』前の堤防は、島内外から人が集まるイカの一級スポット!徒歩5分で1級スポットに好きな時に好きなだけ行けるなんて、釣り好きにとっては、まるで楽園!ただし、海に入る場合は地元のルールなどもありますので、案内人や地元の方に相談の上にしましょう。
新上五島町の海は沖縄の海にも負けない透明度が自慢。夏のアクティビティとして、五島ブルーの海を楽しむことを目的としたシュノーケリングやダイビングも可能です。ガイド付きツアーもありますので、ぜひ、新上五島町観光物産協会もチェックしてみてください。
新上五島観光物産協会
https://shinkamigoto.nagasaki-tabinet.com/
新上五島町のもうひとつの自慢は美しいビーチ。快水浴場百選にも選ばれた『蛤浜海水浴場』でSUPやクリアシーカヤックなどのマリンスポーツを楽しんだり、地元人の穴場ビーチスポット「ハマンナ」で海を独り占めしたりできるかも。新上五島町は自然の美しさを肌で体感できる魅力的な島です。ぜひご自分に合った滞在の形を見つけてみてください!
ミッション in TENJIKU新上五島
『TENJIKU新上五島』には、地域の課題解決をとおして地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれるさまざまな “ミッション” があります。
どれも所要時間は1日あたり2〜4時間ほど。滞在中には適宜さまざまな依頼が発生することがあるかもしれませんが、自分の時間もゆっくり確保しながら「やりたい!」と感じたものを無理なく自由に楽しんでください。
ミッション①『TENJIKU新上五島』のDIY
滞在拠点である『TENJIKU新上五島』は、部分的にDIYで修繕していくことを考えています。ペンキ塗りや掃除や片付けなどの簡単なものまで、あなたのできる範囲でご協力ください!
ミッション②新上五島町の周辺の魅力をPR(SNS・ブログなど)
『TENJIKU新上五島』には、まだまだ知られざる魅力がいっぱい!滞在中にあなたが見つけた似首郷や新上五島町、五島列島の魅力を写真や文章でたくさん発信してください! 飲食店やお土産店など、新上五島町で出会った地元の人たちにおすすめを聞いたり、コミュニケーションをとったりしながら新上五島町の自然や文化、魅力を発信していただけると嬉しいです。
TENJIKUのSNS(Twitter / Instagram)で公開する投稿も作成していただけたらと考えています。
※発信いただいた内容は、SAGOJOにてリポストさせていただく可能性がございます。共有が難しい場合は予め教えていただけますと幸いです。
ミッション③あなたの特技を披露してください!
①〜②の他にも、あなたの得意なことや特技があればぜひ発揮してください!
内容やタイミングによっては難しいこともあるかもしれませんが、案内人を中心に、実施に向けて検討させていただきます。ご希望の方は応募フォームにやりたいことをできる限り具体的に明記して教えてください。
ミッション④地域のお手伝い
滞在されるタイミングにもよって内容は異なりますが、“ビーチクリーン”や五島名物の“アゴ焼き”など、人手の足りない場所でのお手伝いをしてくださると助かります。
また時期によっては、地域のお祭りやイベントの準備・片付けなどのお手伝いをお願いするかもしれません。あなたの興味や得意なことに合わせて、無理のない範囲でチャレンジしてください!
(執筆・撮影:ライター北川真紀子)
こんな仲間がいたなんて。一生モノの地域と出会えるTENJIKUとは
『TENJIKU(テンジク)』は、地域の課題を解決する “ミッション” をとおして、地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれる新しい旅体験を届けていきます。これまでの旅ではたどりつけなかった「一生モノの地域」との出会いをお楽しみください。
応募方法/応募後の流れ
「TENJIKU新上五島を利用したい!」という方は、マイページのプロフィールをすべて記入した上で、応募時に次の情報をご記入ください。
- 氏名(フルネーム/漢字)
- 滞在希望日(1〜7泊まで可)
- 滞在人数(1組5名まで)
- やってみたいミッションの内容
- 新上五島滞在への気持ち(任意)
その後、滞在までの流れは次の通りとなります。
<応募後の流れ>
① TENJIKU運営チームよりメッセージが届きます。
②日程を地域側と調整します。※10日ほどかかります。 <SAGOJO → 地域>
③ご利用の可否をご連絡します。ご利用いただける場合はこの時点で日程確定となります。
④ 事前面談(オンライン) <SAGOJO & 地域 & 旅人>
⑤【当日】旅へ出発! TENJIKUへ滞在しながらミッションを実施
<旅人>※SAGOJOからのご連絡は、すべてSAGOJOのチャット機能にてお送りいたします。
〜SAGOJOよりあなたへのメッセージ〜
わたしたちの旅の主役は「人」です。
TENJIKUは「ミッション」をとおして、 地域の人たちと一生モノの仲間になれる新しい旅体験を届けていきます。TENJIKUを利用した旅人の中には、滞在した地域が好きになり結婚式の場として選んだり、地元の方々と仲良くなって事業を始めたり、移住や多拠点暮らし先として選んだりしている方もいます。
今後も少しずつ拠点数を増やしていき、いずれは、全国47都道府県のどこを訪れても、地域と密に関われて気軽に滞在できる拠点がある状態を目指しています。SAGOJOとしても新しいチャレンジですが、ぜひ一緒にそんな世界観を実現していけたらと思います。
これまでの旅ではたどりつけなかった、 あなただけの「テンジク」へ。
まだ見たことない出会いが、 あなたを待っています。