アウトドア×仕事で人が集う【TENJIKU日光】で、価値観をアップデートしよう。

※今後のコロナウイルスの感染状況によっては、急遽ご利用不可となる可能性がありますこと、あらかじめご了承くださいませ。
 
 
『TENJIKU日光』と旅人のみなさんをつなぐ、案内人の福田大介です。栃木県日光市にて、2022年10月オープンのアウトドア・イベントスペース『TORCH - Camping & Coworking Space』を、家族で運営しています。日光と言えば、江戸幕府を興した初代将軍・徳川家康を祀る日光東照宮がある場所として、ご存じの方も多いでしょう。しかし、栃木県のおよそ1/4もの面積を占める日光市の魅力は、史跡だけではありません!豊かな自然を活用した遊びやアウトドア体験など、史跡メインの観光とは異なる切り口で日光を楽しんでいただけるよう、あなたの滞在をサポートします!

長く海外で暮らしてわかった、地元・日光の魅力

まずは自己紹介がてら、僕の略歴と『TENJIKU日光』の成り立ちを説明させてください!
栃木県日光市で4代にわたり事業を営む家に生まれた僕は、高校生になるまでの十数年間を、日光で過ごしました。高校1年生になると、英語の習得と大好きなスノーボードをやるため、単身ニュージーランドのクイーンズタウンへ留学。そのまま3年半ほど過ごした後、新天地を求めて中国・上海へと渡りました。「英語圏では何年も一人で暮らせたんだから、大丈夫だろう!」と勇んで渡った上海でしたが、ふたを開けてみると想定外のことの連続。暮らし始めた当初は「こんなはずじゃなかった」と、ホームシックに陥っていました(笑)。
それでもなんとかレストランの職を得た僕は、働きながら中国語を習得。すると上海での生活がむちゃくちゃ楽しくなってきて(笑)、一旦日本へ帰国してから、中国での勤務を前提とする求人へ応募、就職して中国で働き始めました。社会人としての上海暮らしはますます楽しく、いよいよ日本に帰りたくなくなった僕は、中国の会社へ転職したのです。
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そうして僕は、気が付けば計12年もの期間を海外で過ごしていました。そんな海外生活を経て、僕の中で大きく変わったことのひとつが「生まれ育った日本や、日光への印象」でした。
 
子どもの頃の僕は、地方で育つ多くの子どもたちがそうであるように、地元に対して「何にもない町だな」という印象しか持っていなかった。しかし海外に出て、自分の故郷を俯瞰して見られるようになって初めて、小さい頃から当たり前のように親しんできた日光と言う土地の自然や歴史が、魅力として感じられるようになったんです。そんなとき、父から「会社で新規事業を起こすから、一緒にやらないか」と声をかけてもらい、帰国を決意。東京や大阪、福岡などの都市部で就職することも考えましたが、地方である地元・日光で頑張った方が自分の海外生活の経験やキャリアを活かせると考え、2011年に30歳を目前に日光へ戻ってきました。
 
帰国後は父のもとで働きながら学び、2016年には中禅寺湖でSUPを楽しめるアクティビティ事業を立ち上げ。そして2022年10月、地域の新しい文化交流拠点としてアウトドア・イベントスペース『TORCH - Camping & Coworking Space』をオープンしました。同時に『TENJIKU日光』の案内人としての活動もスタート。県内外・国内外からやって来るさまざまな文化・価値観を持つ人と、ローカルの人との交流の懸け橋となり、旅人さんと地域の双方を盛り上げていきます!
 

遊びと仕事、その両方が融合したライフスタイルを体感してもらいたい!

 
僕は「働くこと」と「遊ぶこと」は、どちらも同じくらい大切だと考えています。仕事と遊び、それぞれからしか学べないことは必ずあるし、自然を介してしか知ることのできない大切なことや、土地の魅力もあると思っているんです。アクティビティ的な意味でも余白という意味でも、人間「遊び」がないと疲れたり、自分を見失ったりして、良い仕事をし続けるのは難しくなる気がしませんか?
でも日本人の多くは、遊ぶのが下手ですよね(笑)。これも、僕が自然の中で遊ぶのが上手な海外の人たちの中で暮らし、感じたことのひとつです。誰しも子どもの頃は自然の中にいるだけで、1日中でも遊べただろうに、日本人は大人になるとそれができなくなる。僕は遊びのある暮らし、遊びと仕事が同時に存在する生き方というか、ライフスタイルを提案・体現して、日本人の暮らし方や働き方を変えていきたいと本気で思っています。
『TORCH - Camping & Coworking Space』は、そんな遊び×仕事のライフスタイルを見る、実践する場のひとつとして、立ち上げた側面もあります。まずはアウトドア拠点としてのポテンシャルが高いこの日光で、観光客の方にもローカルの方にも、自然と遊びながら働くことの楽しさを実感してもらう。それができる場所を、僕自身が欲していたんです。『TORCH - Camping & Coworking Space』はキャンプ場として利用可能なスペースや広々としたウッドデッキ、コワーキングスペースを備えています。ぜひ旅人として当施設、『TENJIKU日光』を利用して、遊びのある新しいライフスタイルを体感してみてください!

さまざまな人と価値観が出会い、交わる拠点へ

 
ずっと同じ場所に居続けたり、同じ人とばかり話していると、どうしても価値観が凝り固まり発想も偏りがちになります。これは個人だけでなく企業や地域にも言えることで、一定数の人口の増加や人の出入りが見込めなくなってしまった地域では、新しいアイデアやイノベーションが生まれなくなってしまうんです。人の動きや出入りは、人体における血流と同じようなもの。流れが滞ると良いことなんてひとつもなくて、価値観のアップデートができないまま、時代に合わない地域になっていくのだと思います。もちろん、日本の他の地域と同じく人口減少の進む日光も、その例外ではありません。
 
個人にとっても地域にとっても多様な文化的背景を持つ人と会い、話をし、価値観の交換とアップデートをすることは大きな財産となります。だからこそ僕はこの場所を県内外、また国内外からいろいろな出身地や国籍、人種の人が集まる場所にしたい。その中で日光という土地の魅力を知るとともに旅、人とローカル双方の価値観をアップデートできる場所になってくれればいいな、と心から願っています。
『TORCH - Camping & Coworking Space』は、まだできたばかり。至らない部分も多い拠点かと思いますが、その未完成なところも余白として楽しめる旅人さんをお待ちしております!
私の想いに共感してくれる人は、ぜひ「サゴチ」で応援してもらえたら嬉しいです!
TENJIKU日光に滞在することで、あなたの第二のふるさととして、日光での盛り上がりを応援する一員になってくれませんか?

車があってもなくても楽しめる!『TENJIKU日光』

『TENJIKU日光』までは、各線の日光駅から車で15分ほど。最寄りのバス停である裏見の滝入口停留所からなら、徒歩15分ほどで来ていただくこともできます。
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ただ、山間部で坂が多い地域であること、標高1200~1300m地点にある中禅寺湖など、車で30分以上かかる場所に観光スポットがあることを考えると、自家用車かレンタカーで来ていただくのがベストです。施設内には20台分の駐車場があり、『TENJIKU日光』をご利用の旅人さんであれば、無料で駐車していただけます。安心してお車でお越しください。
 
 
なお『TENJIKU日光』の最寄り駅である各線日光駅周辺には、複数のレンタカーショップがございます。よろしければ日光駅での車のレンタルも、ぜひご検討ください。
 
また「車の運転ができない」「そもそも運転免許を持っていない」という人も、ご安心ください!徒歩圏内にも15分ほどで行けるドラッグストアや、比較的平坦な道でのハイキングを楽しめる自然観光スポット・裏見ノ滝などがあります。
 
また、『TORCH - Camping & Coworking Space』では、電動アシスト自転車(MATE)の貸し出しにも対応しています。これを使えば、車で10~20分ほどかかる各線の日光駅や、「湯波(ゆば)巻き」などご当地感あるお惣菜が買える最寄りのスーパー、案内人おすすめのローカルなお土産さんや飲食店にも、30分もかからず行っていただけます!中禅寺湖など、奥日光まで行くのならバスの利用をおすすめしますが、電動アシスト自転車さえあれば、車なしでもかなり行動範囲が広がるはず。うまく活用して、日光という土地の食、文化、歴史を堪能しましょう!
※ただし、電動アシスト自転車(MATE)をご利用いただくには、まず案内人による使い方レクチャーを受け、公道に出る前に運転練習をしていただく必要があります!ご了承ください!!
 
 
宿泊いただくお部屋はドミトリータイプで、1組あたり最大で3名様まで宿泊可能です。一人旅で、またご友人と一緒に、ぜひご利用ください。
なお建物の構造上、ドミトリースペースへはコワーキングスペースを通って上がっていただかなければなりません。コワーキングスペースで仕事をする利用者のため、小さいお子様には施設の利用をご遠慮いただいておりますので、この点もご了承ください。
 

アメニティや施設、近隣のおすすめスポットの詳細情報はこちら

ミッション in TENJIKU日光

『TENJIKU日光』には、地域の課題解決をとおして地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれるさまざまな “ミッション” があります。
どれも所要時間は1日あたり2〜4時間ほど。滞在中には適宜さまざまな依頼が発生することがあるかもしれませんが、自分の時間もゆっくり確保しながら「やりたい!」と感じたものを無理なく自由に楽しんでください。
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ミッション①『TENJIKU日光』や『Sup!Sup!』のお手伝い

 
まずは『TENJIKU日光』である『TORCH - Camping & Coworking Space』全体、そして母体を同じくするアクティビティ事業である『Sup!Sup!』のお手伝いをお願いしたいです!
 
なお、依頼するお手伝いの内容は季節やタイミングによっても変わってきます。以下に具体例を挙げておきますので、ミッションをイメージするうえでの参考にしてくださいね!
通年
  • キャンプエリアの草刈り
  • 施設の掃除(トイレ、掃除機、拭き掃除)
  • キャンプのお客さんの受付対応やテント設営サポート
  • PR用インスタ縦型動画作り
  • SUP道具のメンテナンス(ウェットスーツ洗い)
  • 各種新しいプランアイデア出しサポート
  • 施設内イベントや研修のサポート
  • SUPイベントのサポート(体験前のボード準備と後の片付け、受付場所へお客さま誘導)
  • 施設内イベントや研修のサポート
  • SUPイベントのサポート(体験前のボード準備と後の片付け、受付場所へお客さま誘導)
  • 紅葉SUPツアーのサポート
  • 薪運び
  • スノーシューツアーのサポート
  • 来シーズンに向けたアイデア出しサポート
 

ミッション② 日光市のスポット、施設の魅力をPR(SNS・ブログなど)

滞在中にあなたが見つけた日光市、また『TORCH - Camping & Coworking Space』など各施設の魅力を、写真や文章でたくさん発信してください! SNSやブログなど、あなたが得意な方法で構いません。まだ地元の人も気づいていない、日光の新しい魅力を発見し、PRしてくれませんか?

案内人である僕をはじめ、飲食店やお土産店など、日光の各所で出会った地元の人たちにおすすめを聞いたり、コミュニケーションをとりながら日光の自然や文化、魅力を発信いただけると助かります。
※発信いただいた内容は『TORCH - Camping & Coworking Space』やSAGOJOにて、リポストさせていただく可能性がございます。共有が難しい場合は予め教えていただけますと幸いです。
 

ミッション③あなたの特技を披露してください!

『TORCH - Camping & Coworking Space』は単なるキャンプ場ではなく、アウトドア・イベントスペースです。観光だけでなくマルシェ、ワークショップなどのイベントを実施する場として、また企業研修など仕事や学びの場としても、幅広く活用してほしいと考えています。
 
もし、ローカルや日光を訪れる人にとって有益な、または楽しい学びの機会を提供できる旅人さんがいらっしゃいましたら、ぜひ力をお貸しください!当施設を活用し、イベントを開催していただければうれしいです!
 
例えば、以下のようなスキルや知識をお持ちの方は大歓迎です!ご提案をお待ちしております!
・キャンプ関連のイベントやワークショップ テント設営のワークショップやギアのフリマ、インスタライブを使ったWeb上のイベントなど。
・まちづくり系のイベントやワークショップ 地域住民が欲しいけどない(=喜んでくれる)系のイベントやワークショップ。 カフェ、ヨガ、筋トレジム、子供向けの学びの場など、TORCHの持つ環境やコンテンツを活用しての実現。
・Web3関連のイベントやワークショップ、勉強会 特定のNFTホルダーを集めたミートアップイベント、NFTやブロックチェーンの理解促進のための勉強会など。
 
※アウトドア環境で過ごすことが多いので、動きやすい格好でお越しください!

徳川家、天皇家と縁の深い日光で歴史、文化、自然と遊ぶ

 
栃木県日光市には、土地の歴史や自然の雄大さ・力強さを体感できるスポット、そして美しい水が育んだおいしい食があります。1週間の滞在ではとても足りないくらい、魅力あふれる土地です。/
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ここでは日光の魅力的なスポットのうち、案内人である僕が厳選した絶対に行ってほしいおすすめのスポットを4つ、旅人の皆さんにご紹介します!
まずは、先ほどもご紹介した『TENJIKU日光』から徒歩25分の『裏見ノ滝』。日光で滝と言えば『華厳の滝』が有名ですが、華厳の滝はすぐ近くまで車で行けてしまうため、ゆっくりと滝周辺の自然まで楽しむことができません。対して裏見ノ滝は、滝を見るまでにハイキングをする必要があります。しかもその道は平坦で、子どもでも歩けるようなきれいな遊歩道です。『TENJIKU日光』に来たら、まずは凛とした日光の空気の中で散歩を楽しんだ後、滝を見て癒されてください。
次におすすめしたいのが『金谷ホテル歴史館』。『TENJIKU日光』から車で約10分、電動アシスト自転車でも行ける場所にあるこの施設は、1893年に日本で初めて誕生した西洋式のリゾートホテル『金谷ホテル』の前身となった武家屋敷です。明治時代には『金谷カテッジイン』という名前でホテルとして営業しており、日光を訪れた外国人旅行者から「サムライハウス」と呼ばれ、親しまれていたと言います。その後、新しく金谷ホテルが作られ、ホテルとして使われなくなった後も、武家屋敷はほぼ当時のままの状態で保存されてきました。現在は金谷ホテルの歴史を伝える施設として開放されていて、地元のおばちゃんによる和やかな案内を聞きながら、ゆっくりと館内を見学できます。
 
もし宿泊日と時間に余裕があれば、ぜひ『奥日光』へも立ち寄ってみてください。奥日光とは日光市の西部、いろは坂や華厳の滝を超えた先のエリアのこと。日光国立公園に属しており、高原地帯の戦場ヶ原や『中禅寺湖』を有しています。『TENJIKU日光』からは車で30分以上、険しい山道を超えていかなければなりませんが、非常に美しい自然風景を楽しめる場所です。
中禅寺湖では、僕たちが提供するSUP体験も可能。魚もたくさん住んでいるため、フライフィッシングやマス釣りも楽しめます。冬季以外は遊覧船に乗ることもできるため、釣り好きの方や、水に濡れたくないという人でも楽しんでいただけますよ。日本で一番標高の高い場所にある自然湖であり、非常に透明度の高い中禅寺湖の美しさを、あなたの好きな遊び方で体感してください!
他にも、地元のおいしい水を使って作る湯波(ゆば)やお蕎麦、羊羹、おまんじゅうなど、絶対食べて欲しいグルメもたくさん!さらにミッションで交流した地元の方々にも、ローカルな楽しみ方を教えてもらえるかもしれません。ぜひあなただけの楽しみ方/自分に合った滞在の形を見つけてみてください!

『TENJIKU日光』 滞在TIPS

『TENJIKU日光』には1組3名まで滞在できます。ぜひ一人旅や、ご友人と一緒にご利用ください!
 
⛰️
TORCH - Camping & Coworking Space (TENJIKU日光)
■ 住所:栃木県日光市久次良町242
■ アクセス:東武『日光駅』またはJR『日光駅』から車で15分、最寄りのバス停『裏見の滝入口』停留所からは徒歩15分

詳しいアクセス情報はこちら
 
 
(執筆:地域案内人 福田大介)

こんな仲間がいたなんて。一生モノの地域と出会えるTENJIKUとは
『TENJIKU(テンジク)』は、地域の課題を解決する “ミッション” をとおして、地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれる新しい旅体験を届けていきます。これまでの旅ではたどりつけなかった「一生モノの地域」との出会いをお楽しみください。
 

応募方法/応募後の流れ

「TENJIKU日光を利用したい!」という方は、マイページのプロフィールをすべて記入した上で、応募時に次の情報をご記入ください。
必ず前もってTENJIKU利用規約を確認し同意の上、ご応募ください!
 
  • 氏名(フルネーム/漢字)
  • 滞在希望日(初回は1〜3泊以内。2回目以降は1〜7泊まで可)
  • 滞在人数(2名まで)
  • やってみたいミッションの内容
    • →本文内「ミッション ①〜③」参照。複数可
    • ミッション③を希望する場合は、具体的にご記載ください!
  • 日光滞在への気持ち(任意)
その後、滞在までの流れは次の通りとなります。
 
<応募後の流れ>
① TENJIKU運営チームよりメッセージが届きます。
②日程を地域側と調整します。※10日ほどかかります。 <SAGOJO → 地域>
③ご利用の可否をご連絡します。ご利用いただける場合はこの時点で日程確定となります。
④ 事前面談(オンライン) <SAGOJO & 地域 & 旅人>
⑤【当日】旅へ出発! TENJIKUへ滞在しながらミッションを実施
<旅人>※SAGOJOからのご連絡は、すべてSAGOJOのチャット機能にてお送りいたします。
サゴチップで地域応援
SAGOJOよりあなたへのメッセージ
わたしたちの旅の主役は「人」です。 TENJIKUは「ミッション」をとおして、 地域の人たちと一生モノの仲間になれる新しい旅体験を届けていきます。TENJIKUを利用した旅人の中には、滞在した地域が好きになり結婚式の場として選んだり、地元の方々と仲良くなって事業を始めたり、移住や多拠点暮らし先として選んだりしている方もいます。
今後も少しずつ拠点数を増やしていき、いずれは、全国47都道府県のどこを訪れても、地域と密に関われて気軽に滞在できる拠点がある状態を目指しています。SAGOJOとしても新しいチャレンジですが、ぜひ一緒にそんな世界観を実現していけたらと思います。
これまでの旅ではたどりつけなかった、 あなただけの「テンジク」へ。 まだ見たことない出会いが、 あなたを待っています。