ノスタルジック×クラフトの新旧を味わえる【TENJIKU真庭】で、移住体験をしませんか?

『TENJIKU真庭』と旅人のみなさんをつなぐ、案内人の松尾敏正(まつおとしまさ)です。一般社団法人コミュニティデザインの代表理事として「真庭市交流定住センター」にて市内各地の地域づくりに携わっています。
生まれは真庭市で、幼少期から38歳までを大阪で過ごし、家族で真庭市にUターンしました。真庭市で地域おこし協力隊第1号として活動した後、勝山町並み保存地区にあるカフェ『ろまん亭』を運営しながら、真庭市外からの移住を希望する方/移住した方のサポートや、市内の交流活性化を行っています。
 
地域で暮らすさまざまな事業者や個人との交流を通して、ご自身の人生の選択肢を拡げていただけるよう、サポートしたいと思います!『TENJIKU真庭』をきっかけに、勝山エリア、真庭市、ひいては岡山県の魅力を感じてもらえたらと思います。

岡山県にある山あいの町「真庭市 勝山エリア」

岡山県 真庭市は、岡山県の北部に位置し、東西に約30km・南北に約50kmと県内で最も広い面積を誇る地域です。北部は国立公園・温泉地など豊かな自然と四季が特徴で、南部は温暖少雨な気候で肥沃な平坦地が広がり、農業のほか商工業も盛んです。
 
そんな真庭市の中でも、かつての出雲街道の宿場町・勝山藩2万3千石の城下町として栄えた勝山(かつやま)エリアに『TENJIKU真庭』が誕生しました。
出雲街道の宿場町・城下町として栄えた勝山。土蔵はもちろん、白壁や格子窓の古い町並みが残ることから、昭和60年に岡山県初となる「町並み保存地区」に指定されました。
 
昔ながらの酒蔵・旧家・武家屋敷といったノスタルジックな建物に加え、古民家・蔵などを活用した工房・カフェ・ギャラリーなどが軒を連ね、歩くだけでも楽しい趣を醸し出しています。
また、別名「のれんの街」とも呼ばれており、民家や商店などの軒先には色鮮やかなのれんが掲げられています。
 
伝統的なものに「遊び心」を加え、いきいきと暮らしを楽しむ人々。近年ではものづくりを愛する人の移住も増えていて、まちが少しずつ盛り上がりを見せています。
9つの町村が合併して生まれた真庭市には、各地にさまざまなお祭りが存在しており、花火大会や伝統芸能、地域の自然に関するお祭りなど多種多彩です。お祭り時期近くになると、帰省をする人も多く、まちに活気が溢れます。
 

滞在施設は2通り! 宿泊人数で変わる『TENJIKU真庭』でのステイ

『TENJIKU真庭』では、宿泊人数によって滞在施設が異なります。どちらの施設もWi-Fi完備、電動自転車/自転車の貸出があります。ワーケーション利用をしたり、地域巡りをしたりして、滞在を楽しんでください。

2名以上〜宿泊可能。一棟貸しの古民家『高仙の里よの 青木本家』

『TENJIKU真庭』で泊まっていただくのは、大正中期に建築された民家を改装した『高仙の里よの 青木本家』。古くからの農家の佇まいを現代に引き継いだ古民家です。
奥の間や中の間がある、立派な旧家を活用した施設なので、大人数でも宿泊可能です。縁側に座ると川のせせらぎも聞こえてきます。
囲炉裏を囲みながら過ごせる昔ながらのたたずまい。ゆったりと作られた内装は、天井も高く開放的です。

1名宿泊では、現地の人と一緒に暮らせる『シェアハウスいとくる』

『シェアハウスいとくる』は、最大定員3名のコンパクトな住まいです。2名が居住しているので、『TENJIKU真庭』では、その中の一室をご利用いただきます。
宿泊いただくのは個室ですが、リビング・キッチン・シャワー・トイレなどは居住者と共用です。こちらのリビングは共有スペースとしても開放しているため、まちの方が訪れることも。滞在中の交流を楽しんでください。
『シェアハウスいとくる』の案内人:藤田 亮太さん
『シェアハウスいとくる』の案内人:藤田 亮太さん
余野地域に関わるようになり、自然の豊かさや時間のゆったりとした流れに感銘をうけ、この地域でもっと楽しく暮らしたいと思うようになりました。地元の人が当たり前に感じている地域の良さをもっと外の人に体感してもらいたいと思い、お試しで暮らせるように空き家をDIYしてシェアハウスを作りました。旅人の皆さんにも充実した滞在となるようにサポートしていきます!

TENJIKU真庭を拠点に、周辺観光もおすすめ

湯原温泉 砂湯
湯原温泉 砂湯
どちらの施設も公共交通機関からは少し距離があるので、自家用車やレンタカーでの移動がおすすめです。コンビニやスーパーまでは車で約10分。車で15分の距離には、映画のロケ地にもなった「旧尋常小学校」や地元の鎮守神社「大津神社」、地元食材を使ったピザを食べられるイタリアンレストラン「イルターボロ」などがあります。更に足を延ばせば「勝山町並み保存地区」や「湯原温泉」までも行くことが可能です。
 
2泊3日の滞在では、中日に観光日を設けるのがおすすめです。
<モデルスケジュール>
10:00:TENJIKU真庭 出発 10:30:勝山町並み保存地区 11:00:カフェ巡り 16:00:湯原温泉巡り 18:00:TENJIKU真庭 到着
 
豊かな自然とシャクナゲの群生する高仙(たかぜん)で、清流目木川のせせらぎを聞きながら、ゆっくりとした時間を過ごしてみませんか。

ミッション in TENJIKU真庭

『TENJIKU真庭』には、地域の課題解決をとおして地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれるさまざまな “ミッション” があります。
どれも所要時間は1日あたり2〜4時間ほど。滞在中には適宜さまざまな依頼が発生することがあるかもしれませんが、自分の時間もゆっくり確保しながら「やりたい!」と感じたものを無理なく自由に楽しんでください。

ミッション①『TENJIKU真庭』のお手伝い

『TENJIKU真庭』のお手伝いをお願いします。 内容はさまざまですが、滞在後に施設内の掃除や周辺の片付けを行って頂く予定です。下記はその一例となっています。
  • 客室の掃除や片付け
  • 庭の掃除や草刈り
  • 天井や梁の掃除
  • 年1回の溝掃除
 

ミッション② 地域向けのワークショップを開催(真庭市中央図書館など)

中央図書館は、町の憩いの場。コワーキングスペースやシアタールームも備えた充実した施設です。これまでも一般社団法人コミュニティデザインでは、まちづくりの一環として、住民が求めるイベントやワークショップを随時開催してきました。
そこで、あなたの現在の仕事や特技を活かして、現地の方にワークショップを開催してくれませんか? イラストや写真、ショートムービーの撮り方など、「我こそは!」という方はぜひ応募時にお知らせください。

ミッション③ Instagramのネタ提供

『TENJIKU真庭』滞在中に、勝山とその近辺で発見したおすすめ情報を提供してください。見たこと、体験したこと、食べ物、買い物などなど...、写真数点にコメントと基本情報を添えていただければOKです。寄せられた情報は、真庭情報を発信するサイト「ManiColle(マニコレ)」Instagram(coco真庭)にて、随時ご紹介します。真庭エリアの魅力をアピールするコンテンツを一緒に作りませんか?
 
地域の課題を解決する “ミッション” をとおして、地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれる新しい旅体験を満喫してくださいね。

『TENJIKU真庭』滞在TIPS

『TENJIKU真庭』には、1名〜10名まで滞在できます。一人旅、ご友人やご家族と一緒にご利用ください!宿泊人数によって、宿泊施設が異なりますので、以下をご確認ください。
 
高仙の里よの 青木本家(TENJIKU真庭①)
■ 住所:岡山県真庭市余野下388
■ アクセス:バス「チョイソコまにわ」に乗車し、『入江ゴミSt』から徒歩約3分、車の場合は米子道「久世IC」から約15分
■滞在人数:2〜10名
 
シェアハウスいとくる(TENJIKU真庭②)
■ 住所:真庭市余野下385
■ アクセス:バス「チョイソコまにわ」に乗車し、『入江ゴミSt』から徒歩約3分、車の場合は米子道「久世IC」から約15分
■滞在人数:1名
 
詳しいアクセスや施設詳細情報はこちら
 
(執筆:「TENJIKU真庭」案内人 松尾 敏正、野島 武円、藤田 亮太)
 

こんな仲間がいたなんて。一生モノの地域と出会えるTENJIKUとは

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『TENJIKU(テンジク)』は、地域の課題を解決する “ミッション” をとおして、地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれる新しい旅体験を届けていきます。これまでの旅ではたどりつけなかった「一生モノの地域」との出会いをお楽しみください。

応募方法/応募後の流れ

「TENJIKU真庭を利用したい!」という方は、マイページのプロフィールをすべて記入した上で、応募時に次の情報をご記入ください。
必ず前もってTENJIKU利用規約を確認し同意の上、ご応募ください!
なお、応募いただいても地域や拠点、案内人のご状況により、滞在をお断りする可能性もございます。応募完了=滞在確定ではございませんので、予めご了承ください。
  • 氏名(フルネーム/漢字)
  • 滞在希望日(初回は1〜5泊以内。2回目以降は30泊まで可)
  • 滞在人数(1組10名まで)
  • やってみたいミッションの内容
    • →本文内「ミッション ①〜③」参照。複数可
  • TENJIKU真庭滞在への気持ち
その後、滞在までの流れは次の通りとなります。
 
<応募後の流れ>
① TENJIKU運営チームよりメッセージが届きます。TENJIKUの案内ムービーをお送りしますので、ご覧ください。
②お申込み内容を地域案内人が確認します。
応募内容に関して質問したいことがある場合は、案内人よりメッセージが届きます。
③ご利用の可否をご連絡します。ご利用いただける場合はこの時点で日程確定となります。
④必要に応じて事前面談(オンライン) < 地域 & 旅人>
⑤【当日】旅へ出発! TENJIKUへ滞在しながらミッションにチャレンジしましょう
<旅人>※SAGOJOからのご連絡は、すべてSAGOJOのチャット機能にてお送りいたします。
サゴチップで地域応援
SAGOJOよりあなたへのメッセージ
わたしたちの旅の主役は「人」です。
TENJIKUは「ミッション」をとおして、 地域の人たちと一生モノの仲間になれる新しい旅体験を届けていきます。TENJIKUを利用した旅人の中には、滞在した地域が好きになり結婚式の場として選んだり、地元の方々と仲良くなって事業を始めたり、移住や多拠点暮らし先として選んだりしている方もいます。
今後も少しずつ拠点数を増やしていき、いずれは、全国47都道府県のどこを訪れても、地域と密に関われて気軽に滞在できる拠点がある状態を目指しています。SAGOJOとしても新しいチャレンジですが、ぜひ一緒にそんな世界観を実現していけたらと思います。
これまでの旅ではたどりつけなかった、 あなただけの「テンジク」へ。 まだ見たことない出会いが、 あなたを待っています。