四季の彩りに囲まれた【TENJIKU神鍋】で、「豊かさ」に触れる旅を

※今後のコロナウイルスの感染状況によっては、急遽ご利用不可となる可能性がありますこと、あらかじめご了承くださいませ。
 
 
『TENJIKU神鍋(かんなべ)』と旅人のみなさんをつなぐ、案内人の中島丈裕(なかしまたけひろ)です。兵庫県の北部、豊岡市にある神鍋高原にて「山の家 浄山 神鍋ハイランドホテル」を運営しています。『TENJIKU神鍋』は自然のど真ん中にあります。ここで四季の移ろいを感じるだけで毎日が充実すること間違いなし。私自身も、日々この土地の美しさに気づかされています。
もともと冬季はスノーアクティビティができる土地として人気ですが(ホテルの目の前がゲレンデ!)、四輪バギーを導入し、冬季にかぎらず自然を満喫してもらう計画を進めています。まずは『TENJIKU神鍋』の利用者として、神鍋を味わいにきてみませんか?ここでしかできない体験ができるよう、あなたの滞在をサポートします!
 

スキーが伝わって100年!神鍋って、こんな場所です

 
神鍋と聞いてすぐに場所がわかる方は、かなり兵庫県に詳しい方でしょう。関西圏で生まれ育った方は、小さい頃に親子旅行などでスキーをするために来られたことがあるかもしれませんが、その場所が「神鍋高原」とは認識されていないかもしれません。
 
そんな神鍋は、今シーズンでスキーが伝わって、なんと100年(!)と言われています。日本のスキーが始まったのは新潟県ですが、その文化を関西圏でも早い段階で導入しました。
そして、スキーをここに持ってくることに尽力したのが、現在のホテルの前身である「山の家 浄山」を立ち上げた故中島久太郎さん……そう、私の祖父です。
 
 
祖父は私が生まれるまでに亡くなってしまっていたので会ったことはありませんが、そんな人物が始めた宿をいま私が運営していることを考えると、背筋が伸びる思いです。といいながらも、私が本格的にホテルでの仕事を手伝い始めたのは30歳になる頃のことで、それまでは自分の好きなことをさせてもらっていました。物理学が好きで、専門的に学べる東京の大学に行かせてもらったこともそうですし、在学中にイギリスに短期留学させてもらったこともそう。
 
 
ただ、子供の頃に手伝っていた(といっても、お迎えの付き添いなど、子供の「おてつだい」程度ですが……)ホテルの仕事が楽しかったことは強く覚えていますし、なによりお客さんが喜んでいる姿を見るのはとても嬉しい思い出として心に残っています。なので、心の片隅では「いつかホテルを継ぐことになるのかな」と考えてはいました。また、国内のいろんなところへ行ったり、留学で海外に行ったりする中で気づいたのが、神鍋という土地の良さでした。
春には桜、新緑の時期が過ぎた夏には青々しい山、秋にはイチョウ並木、そして冬には雪……と、次々と見た目を変えていく自然の美しさがこれほど身近にある場所は、探してもなかなか見つからないと思います。神鍋高原にいると、四季の移ろいを肌で感じられるんですよね。もちろん、雪がある生活は大変でもありますが、それ以上に「豊かさ」を感じさせてくれることも多いです。特に、雪がどかっと積もった朝、ゆっくりと山の向こうから現れる太陽の光が私は好きですね。そういう景色に出会った時は、「豊かさというのは、こういうものなのかな?」なんて考えてしまいます。
 
 
私自身が神鍋高原の自然に惚れ込んでいますが、正直、この魅力を人に伝えるのは難しいと思っています。だからこそ、まずは神鍋という場所に足を運んでみてほしい。その第一歩として『TENJIKU神鍋』を利用していただきたいと思っています。

アイデア募集!神鍋高原を通年遊び尽くせる、色々な可能性を模索中です!

 
神鍋での滞在で触れてほしいと思っているのは豊かな自然ですが、いまホテルはその魅力を存分に味わってもらうための準備を進めている最中です。例えば、四輪バギーをホテルで3台所有していて、これが本当におもしろいんです!
さすがに雪上で走ることはできませんが、道路や林道を風を切って走る快感は自動車とは違った楽しみがあります。しかも、ヘルメット要らずで気軽に乗れる点も気に入っています。あまり交通の便がよくない場所ということもあり、いずれは宿泊者1人につき1台のバギーが付いている宿泊プランも提供してみたいですね。
これは、まだまだ構想段階の手前の話ではありますが、美味しい食堂や道の駅にある温泉などを活用して、神鍋エリア全体を一つの宿泊施設のようにしてしまえたらもっとおもしろくなるかな、といったことも考えています。その際の移動手段としてバギーを使える宿というのは、心惹かれるものがありませんか?
そんな風に、いまはいろいろな可能性を模索中です。おもしろいアイデアがある方は、ぜひ提案してくださいね。
私の想いに共感してくれる人は、ぜひ「サゴチ」で応援してもらえたら嬉しいです! 『TENJIKU神鍋』に滞在することで、あなたの第二のふるさととして、神鍋での盛り上がりを応援する一員になってくれませんか?
 

ゲレンデが目の前!自然の真ん中ステイ『TENJIKU神鍋』

 
『TENJIKU神鍋』で泊まっていただくのは、もちろんホテルの一室。窓外には神鍋の景色が広がっているので、自然に触れられるロケーションを堪能してもらえればと思います。
 
 
部屋だけでなく、玄関横の共用スペースにはソファ席がありますし、パソコンでの作業に適したカウンター席も用意しています。滞在者みんなが心地よく過ごせる空間づくりを目指しているので、ご自身の使いやすい形で滞在を楽しんでください。
 
 
冬はホテルの玄関から徒歩数秒で楽しめるゲレンデでスノーアクティビティを楽しんでもらうこともできます(ホテルでグッズレンタルも行っています)し、夏はバギーに乗っての散策も可能。神鍋山山頂まで歩いていくのもおすすめですし、車で5分ほどの距離には山陰海岸ジオパークの一部「八反の滝」もあり、見応え抜群のスポットが目白押しです。

ミッション in TENJIKU神鍋

『TENJIKU神鍋』には、地域の課題解決をとおして地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれるさまざまな “ミッション” があります。
どれも所要時間は1日あたり2〜4時間ほど。滞在中には適宜さまざまな依頼が発生することがあるかもしれませんが、自分の時間もゆっくり確保しながら「やりたい!」と感じたものを無理なく自由に楽しんでください。

ミッション①『TENJIKU神鍋』のお手伝い

まずは『TENJIKU神鍋』であるホテルのお手伝いをお願いしたいと思っています!
 
季節によって内容はさまざまですが、下記はその一例となっています。
・客室の掃除や片付け ・レストランでの配膳 ・雪かき ・草刈り ・レンタルグッズ(スキーやスノボ)の片付け ・BBQのスタッフ ・山菜とりの手伝い ・たけのこ掘り ・四輪バギーの案内人(要普通免許)

ミッション② 神鍋エリアや豊岡市のスポット、施設の魅力をPR(SNS・ブログなど)

滞在中にあなたが見つけたホテルや神鍋エリア、また豊岡市の魅力を、写真や文章でたくさん発信してください! SNSやブログなど、あなたが得意な方法で構いません。まだ地元の人も気づいていない、神鍋の新しい魅力を発見し、PRしてくれませんか?
案内人である僕をはじめ、飲食店やお土産店など、豊岡の各所で出会った地元の人たちにおすすめを聞いたり、コミュニケーションをとりながら豊岡の自然や文化、魅力を発信いただけると助かります。
※発信いただいた内容はSAGOJOのアカウントなどにて、リポストさせていただく可能性がございます。共有が難しい場合は予め教えていただけますと幸いです。

ミッション③あなたの特技を披露してください!

①〜②の他にも、あなたの得意なことや特技があればぜひ発揮してください!
もしホテルに活かしていただけそうな特技や趣味をお持ちでしたらぜひ発揮してください!イラストや写真、ショートムービーの作成、ワークショップ開催など「我こそは!」という方はぜひ応募時にお知らせくださいね。
地域の課題を解決する “ミッション” をとおして、地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれる新しい旅体験を満喫してくださいね。

温泉にブランド牛、知る人ぞ知る豊岡市の魅力

豊岡市の自慢として、まず挙げられるのは温泉。特に城崎温泉が有名ですが、神鍋にも温泉があります。また、山だけではなく海の魅力も味わえるのが豊岡市のいいところです。神鍋エリアからでも車で30〜40分ほどで海側の観光名所「竹野海岸」までアクセスできます。
また、ご当地グルメには「但馬牛(たじまぎゅう)」や「松葉ガニ」というブランド食材もありますが、豊かな自然の恵みに溢れたエリアのため、魚介類や野菜、きのこ類も豊富です。
 
透明度が高く美しい海が広がる竹野海岸
 
豊岡市は、神戸牛の元となる但馬牛の産地「但馬地方」の一部

『TENJIKU神鍋』滞在TIPS

『TENJIKU神鍋』には4組4名まで滞在できます。ぜひ一人旅や、ご友人と一緒にご利用ください!
 
山の家 浄山 神鍋ハイランドホテル(TENJIKU神鍋)
■ 住所:兵庫県豊岡市日高町太田1番地
■ アクセス:JR『江原駅』から車で約30分、最寄りのバス停『神鍋 道の駅ゆとろぎ』からは徒歩10分(雪がある時期は15〜20分ほど)
詳しいアクセス情報はこちら
 
 
(執筆:地域案内人 中島丈裕)

こんな仲間がいたなんて。一生モノの地域と出会えるTENJIKUとは
『TENJIKU(テンジク)』は、地域の課題を解決する “ミッション” をとおして、地域の人たちとより深く関わりながら “仲間” になれる新しい旅体験を届けていきます。これまでの旅ではたどりつけなかった「一生モノの地域」との出会いをお楽しみください。
 

応募方法/応募後の流れ

「TENJIKU神鍋を利用したい!」という方は、マイページのプロフィールをすべて記入した上で、応募時に次の情報をご記入ください。
必ず前もってTENJIKU利用規約を確認し同意の上、ご応募ください!
 
  • 氏名(フルネーム/漢字)
  • 滞在希望日(初回は1〜5泊以内。2回目以降は1〜29泊まで可)
  • 滞在人数(4名まで)
  • やってみたいミッションの内容
    • →本文内「ミッション ①〜③」参照。複数可
    • ミッション③を希望する場合は、具体的にご記載ください!
  • 神鍋滞在への気持ち
その後、滞在までの流れは次の通りとなります。
 
<応募後の流れ>
① TENJIKU運営チームよりメッセージが届きます。
②日程を地域側と調整します。※10日ほどかかります。 <SAGOJO → 地域>
③ご利用の可否をご連絡します。ご利用いただける場合はこの時点で日程確定となります。
④ 事前面談(オンライン) <SAGOJO & 地域 & 旅人>
⑤【当日】旅へ出発! TENJIKUへ滞在しながらミッションを実施
<旅人>※SAGOJOからのご連絡は、すべてSAGOJOのチャット機能にてお送りいたします。
サゴチップで地域応援
SAGOJOよりあなたへのメッセージ
わたしたちの旅の主役は「人」です。 TENJIKUは「ミッション」をとおして、 地域の人たちと一生モノの仲間になれる新しい旅体験を届けていきます。TENJIKUを利用した旅人の中には、滞在した地域が好きになり結婚式の場として選んだり、地元の方々と仲良くなって事業を始めたり、移住や多拠点暮らし先として選んだりしている方もいます。
今後も少しずつ拠点数を増やしていき、いずれは、全国47都道府県のどこを訪れても、地域と密に関われて気軽に滞在できる拠点がある状態を目指しています。SAGOJOとしても新しいチャレンジですが、ぜひ一緒にそんな世界観を実現していけたらと思います。
これまでの旅ではたどりつけなかった、 あなただけの「テンジク」へ。 まだ見たことない出会いが、 あなたを待っています。